M.A.R.V.E.L.システム(*)は、ハルトンの高い技術が凝縮された、キャノピーフードと換気天井システムに追加可能なインテリジェントなオプションです。厨房機器の稼働開始に即時に反応し、柔軟なオンデマンド制御換気(DCV)が可能なシステムです。

M.A.R.V.E.L.は、キャプチャージェット™テクノロジーとの組み合わせで、実際の使用状況に合わせ換気風量をコントロールします。必要エネルギーを最低限に最適化しながら、調理スタッフのための快適な作業環境を確保します。

* Model-based Automated Regulation of Ventilation Exhaust Level.

M.A.R.V.E.L.は厨房機器の使用状況に合わせた最適なデマンドコントロールを可能にします

M.A.R.V.E.L.はIRIS™赤外線センサーの革新的な特許技術をベースにしています。キッチン内のすべてのキャプチャージェット™フードに組み込まれた、IRIS™センサーは調理機器の表面の温度を常時監視し、機器の状態(オフ、アイドルまたは調理)をリアルタイムで制御。実際のニーズに応じて、個別にフードの風量をダンパーで調整します。

M.A.R.V.E.L.はグリルとスチームコンベクションオーブンの違いを見極めます


グリルやコンビオーブン、M.A.R.V.E.L.は常に厨房機器にとって最適な換気風量を見極めます。

ハンバーガーの調理中、アイドルタイムになるとグリルの表面温度は一時的に一気に下がります。これは、「負のピーク」と呼ばれるものです。コンビオーブンの場合は、電源を入れドアを閉めた状態がアイドルタイムと同じような状況です。又、コンビオーブンは食品が入っているかどうかに関わらず、ドアを開けた瞬間は、多くの蒸気が広がり「正のピーク」となるのです。

M.A.R.V.E.L. はIRIS™赤外線センサー、室内温度センサーとフードや換気天井システムの排気プレナムに配置された温度センサー等からの情報を受け、総合的に監視します。加熱機器の稼働状況がどのような状態であるかを見極め、加熱機器の状況(停止>準備中>調理中>準備中>停止)に合わせて、常に安全かつ適切な換気風量に設定にすることが出来るシステムです。

M.A.R.V.E.L.はフードごとに個別制御、加熱調理エリアごとの風量調整が可能。1つのフードが最大値、他の全てが最小値という設定ができます。

このような効率的かつ細やかな制御をするために、すべてのキャプチャージェット™フードにバランシングダンパーが装備されています。厨房換気は、殆どの場合1つないしいくつかのファンによって管理されていますが、各フードは完全に個別に制御されています。 1つのフードが最大値になった場合でも、他のフードは個別の風量のまま(つまり最小または中の風量)です。

一方、従来のシステムでは、風量は調理室全体で一括設定されます。大規模な厨房ほど、大きな排気ファンを長時間稼働させていました。10箇所の加熱セクションの中で1つでも加熱機器の使用率が最大になれば、全てのセクションにおいて最大値で稼働することになり、無駄なエネルギー消費となっていました。

M.A.R.V.E.L.の仕組み


もう一つのキーポイント、ABDバランシングダンパー!

すべてのフード又は換気天井システムの排気プレナムは、ABDバランシングダンパーが装備されています。微妙な圧力損失の変化を監視し、排気風量を効率的に調整するように設計されています。すべてのABDバランシングダンパーは、各々が持つコントローラによって制御されます。コントローラが個別に設置されていれば、外部からの信号を受け取ること無く、リアルタイムで排気風量を制御し、演算装置に各々の情報を送ります。M.A.R.V.E.L.は、システム全体(すべてのABDバランシングダンパーの位置やニーズ)を包括的な視点で監視することのできる、厨房の空調システム制御に最適なシステムです。

 

In the battle of figures, you can be sure that M.A.R.V.E.L. represents the highest savings on air-conditioning!

ハルトンのR&D研究施設で行った研究と現場で行った測定によると、M. A. R. V. E. L.システムにより、キャプチャージェット™キャノピーで最高64%、換気天井システムで53%の換気風量を削減しました。これらは、実際に測定を行った結果です。気候条件にもよりますが、空調エネルギーを概ね50%削減すると言えます。

ただ、削減率の数値を追うことは重要なポイントではありません。何故なら、実際ハルトンのM.A.R.V.E.L.システムは、先に説明されるように、排気フードごとに風量を調節することができる独自の技術であり、他社の制御システムに比べて、最適な換気量にコントロールして快適環境を作り出します。お客様に数値以上の利益をもたらすのがM.A.R.V.E.L.システムです。

 

 

圧倒的な省エネ性で空調換気エネルギーを削減

厨房換気に関わるエネルギー消費量は、業務用厨房において消費されるエネルギーのかなりの割合を占めます。M.A.R.V.E.L.システムを使用すると、排気量の大きな削減を可能にします。

従来型のファン速度制御システムでは、省エネルギー効果は期待できません。 M.A.R.V.E.L.システムはこのエネルギー浪費の現実に警笛を鳴らしています!

 

圧倒的な省エネルギーを実現する方法とは?

 

 

M.A.R.V.E.L.独自のアルゴリズムとは?

従来の厨房換気風量制御は、定風量で行われます。設計された排気風量に従い、ファンは一定の風量で稼働します。この場合、最大必要換気風量に基づいて風量が決定され、すべてのフードまたは換気天井システムが、調理のピーク時にしか必要のない換気風量で運転されることになります。調理のピーク時(それには、非常に限られた時間帯です)以外では、必要とする換気風量よりはるかに大きな風量設定がされており、これは、エネルギーの大きな浪費となっています。

M.A.R.V.E.L.のアルゴリズムでは、排気の圧力を監視。加熱セクションは、それぞれ「プライベートネットワーク」のようなものに接続されています。その結果、M.A.R.V.E.L.は、各加熱セクションにおける適正風量を算出し、ABDバランシングダンパーによって個別に制御します。全てのダンパーの最大開度での出力を確認することによって、各々の加熱セクションで要求される排気風量を正しく調整。演算装置により厨房エリア全体の必要換気量を合算し、信号としてファンに送り、インバーター制御で要求風量に制御します。
 


どのように電気容量を削減するのでしょう?

ファンの消費電力は、回転速度の三乗の数に比例します。これは、60%の速度で動作する場合、電力消費は全出力時の三乗に値する、わずか22%であることを示します。

常に必要最低限のファン速度で稼働することにより、その電力消費量を可能な限り節約します。

3~5年での投資回収の可能性も

M.A.R.V.E.L.は、より大きな投資回収が見込めます。投資回収が見込めない機器の導入は、事業を圧迫しかねません。

排気ファン、空調機などトータルでコストシュミレーションを行うことにより、投資は3~5年で回収可能な場合も。厨房計画で換気について詳しく知りたい場合は、お近くのハルトン営業所までご相談ください。